七夕の夜、
平和への祈りを
大東の空へ届けよう
大東七夕まつり
コロナ禍を乗り越え
4年ぶり449回目の
通常開催決定!
日時:2023年8月6日(日)
会場:大東連坦地(雲南市大東町大東)
大東七夕まつりは、島根県雲南市大東町において、
室町時代から400年以上の伝統を誇るお祭りです。
尼子と毛利の戦いが終わってこの地に平和が訪れたことを祝い、
世の平和を祈って始まったものとされています。
この地の子どもたちが主役となって町内を練り歩くお祭りとして、
毎年8月6日に行われてきました。
新型コロナウィルスの影響により
2020年から22年までの3年間、祭りは中止を余儀なくされました。
そして今年2023年、4年ぶりにお祭りを開催できることとなりました。
コロナ禍を経て、平和な世が戻ってきたことを祝いつつ。
そしてこの平和が、島根・大東の地から世界へ広がりますように。
2023年8月6日 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

大東七夕まつりって
どんなお祭り?

400年以上続く平和への願い
2022年で448回目となる大東七夕まつり。そのルーツは戦国時代にまでさかのぼり、毛利氏と尼子氏の戦が終わり、平和が続きますように、と願ったことが起源とされています。
2018年のお祭りの様子を動画でご覧いただけます。
子どもたちが主役
大東七夕まつりの主役は子どもたち。各地区の子どもたちが小学6年生をリーダーにして山車を組み、太鼓などの鳴り物を練習します。その成果は、お祭りの夜の「七夕行列」で披露されます。
大東の子どもたちは夏休みに入ると、祭りの前準備に大忙し。太鼓などの練習はもちろん、たくさんの短冊を書いて飾りつけしたり、出し物に絵を描いたり。
多くの大東出身者にとって、七夕まつりは子どもの頃の大切な思い出として心に刻まれています。


次世代への継承、
新たな取り組み
近年、祭りを担う子どもも大人も数が少なくなり、伝統ある地域のまつりをなんとか盛り上げたいと、若者を中心とした有志の団体が大東に誕生しました。外部参加者の受け入れ、SNSでの情報発信や動画作成などの活動をしています。
2020年、2021年には中止となった祭りのオンラインイベントも開催し、新たな繋がりを作ることもできました。
2020年、2021年のオンラインイベントの様子
https://www.facebook.com/daitotanabata/live_videos/?ref=page_internal
コロナ禍で始まった試み
~オンライン願い事募集~
コロナ禍でお祭りが出来なかった3年間で生まれた新たな試みがあります。
それは、「世界中から願い事を集める」こと。
オンラインで願い事を募集し、集まった願い事はすべて地元のメンバーが手書きで代筆し、大東の街に飾り付けました。
「離れていても、願い事を届けることでお祭りに参加できて嬉しい」
応援してくださるたくさんの方に支えられ、
2020年から22年までの3年間、毎年100を超える願い事を応募いただきました。
七夕祭りに欠かせない「願い事」が持つ特別な力を改めて知った3年間でした。

2022年度の活動~コロナ禍のお祭り~
お祭りができなくなって3年目の2022年。
「このままでは祭りのやり方が分からなくなる。大東七夕まつりが絶えてしまう」
そんな危機感から、行列や花火は中止としながらも、短冊、笹飾りなど、各地区でできる限りの七夕まつりの「準備」を行いました。
こちらは、そんな2022年の大東七夕まつりの様子を収めた記録映像です。
コロナ禍のなかでも、お祭りを受け継いでいこうとする大東の人々の七夕まつりへの愛情を感じていただければ幸いです。